「思考が現実化する」の私の考え方

*本稿は科学的ではないかもしれません。

 昔々、ナポレオンヒルという人の著書が日本で「成功哲学」として高価格で販売されていた。(今探したらアマゾンで売っていた。)

 その本の主メッセージは「思考は現実化する」ということ。しかしこれは科学的ではないとされていて、私もそう思っていた。しかし、著者が言いたかった理論ではなく、結果として「思考が現実化する」というモデル、理屈を思いつくようになったのでそれをここで披露する。

 一つめ。「病は気から」という言葉の通り、気持ちの持ちようによっては健康を維持したり、病気がちになったり、最悪死に至ったりする。心は体と表裏一体、心も体の一部なので、悪い思考は悪く、良い思考は良く、体調に影響する。もちろん末期がんが治癒するなどのことはほとんどないと思われるが、日常生活において前向きな考え方を維持することは健康維持にとってプラスであるといえる。

 二つめ。忍耐力を養えるということ。根拠のない自信というものは必要不可欠なものでこれが無いと新しいことへチャレンジできない。そしてそのチャレンジは大抵失敗する。しかし成功を信じて疑わない場合にはその失敗を「成功へのいち過程」として受け入れられる。何度でも失敗できる。失敗した数だけ成功への道を歩んでいると考えられる。失敗を続けたその先に成功がある保証は無い。しかしその過程で得られるものはあるはずだ。つまり成功を信じて疑わない思考の持ち主は、その結果として成功もしくは何らかの成果を得られるのだ。錬金術なんかが良い例だと思う。私は応用化学専攻だ。

 最後に三つめ。15年以上前に超対称性ひも理論の本を読み漁って思いついた考え方だ。リサランドールの本も読んでいた。私たちの世界は実は唯一ではなく無数に存在するけれど、”私”が認識できる世界は一つだけに見えているように感じている。と、仮定する説である。未来は未決定であるかのように見えるがそれは未来が無数にあるからであり、実は過去も無数に存在し私たちが認識できるのは一通りの過去だけ。なぜだかはわからない。そして”現在”も無数に存在する。しかしながら”私”はいまこの瞬間の一つの世界だけを認識しているように感じている。理屈はわからないが”私”が強く意識している”世界”を現実として認識しているのではないだろうか。現在の”私”から大きく乖離することは可能性が低いが、小さな違いは思考によって現実化するのではないだろうか。このような考え方に近い思想を、近年ノーベル賞を受賞した英国人物理学者ロジャーペンローズが何十年か前に本にして出版している。近年彼は脳内で量子現象による演算で「意識」を発生させていると主張しているようだ。この私の考え方を奈落の底へ叩き込まれて絶望していた友人に話したところ、彼は強く前向きに生きるようになり、余命5年以内と言われる病気で15年以上も生きている。そして日本人の平均寿命までは生き続けるだろう。

 で、現実に戻るのだが、人々は未来を見ることができないので何事にも不安になる。しかし用心するとか対策する、予防するなど危険予知行動を普段から実施していれば、大抵のことには対処できるのではないだろうか。それが本当の「思考は現実化する」だと、私は思う。

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